こんにちは、GEEKS採用広報の山口です!
今回は技術担当予定の林さんにインタビューをしてお話を伺ってみました。
林 尚希さん(プレイヤーネーム:mandara)
技術担当(エンジニア)・23歳
2019年12月1日入社。
現在はITエンジニアになるため、社内研修中。
趣味は映画・食べ歩き(ラーメン)
“カードゲーマー”はGEEKSに自分だけ。だからこそ、できることがある。
ーー林さんは「好きなゲームのジャンルが他の方と少し違う」と事前に聞いているのですが、この点について教えていただけますでしょうか?
GEEKSには格闘ゲーム(以下、格ゲー)のプレイヤーが多く所属しているのですが、僕の好きなジャンルは彼らと少し違って「カードゲーム」です。
『遊戯王』や『デュエル・マスターズ』のような王道から遊び始めて、そこから徐々にプレイするゲームは変わっていったのですが、昔から一貫してカードゲームが大好きですね。
僕は田舎が山口県で、ゲームセンターすら無いような場所に住んでいたのですが、近所にトレーディングカードのショップが唯一あったんですね。
それがきっかけで、そこへ通うようになってからカードゲームにのめり込んでいき……。
K2さんもインタビューでお話していましたが、僕も「学校で周りに合わせること」が出来ないことはないけれど楽しくはなく、素の自分はそのカードショップで出していました。
そこへ行けば自分と近しい人がいたので、その頃から「ゲーム」が僕の居場所でした。
ーーなるほど、カードゲーマーだったのですね!GEEKSは格ゲーマーが多い中、なぜ入社に至ったのでしょうか?
2つ理由があって、1つは「”ゲームを軸にした生活”でないと、生きていけなかったから」です。
自分は大学を出てから工場に勤めていたのですが、実は半年で辞めてしまいました。
というのも、工場勤務だと時間も体力も使うので、帰ってからゲームをしたくてもなかなか時間が取れなかったんですよね。
仕事自体も特に面白みを感じずにいたので、それも大きくて……。
そこから2ヶ月間は、仕事を探しながらも休職していました。
「働かなきゃ」と思って動きつつも、「やっぱり自分はゲームを軸に考えないといけない人間なんだな」という思いが次第に強くなっていったので、この頃はすごく悩んでいましたね。
「ゲームありきで働かないと自分は生きていけない、でもそんな会社があるだろうか……」と思い始めていた矢先、ちょうどGEEKSが採用募集を開始したので、募集要項を読んで飛びつくように応募しました。
格ゲー好きな友人の影響で、ちょうど自分も格ゲーに興味を持ち始めていたこともあり、有名プレイヤーをTwitterでフォローしていたらGEEKSの情報が流れてきたんですよね。
ーーなるほどですね。2つ入社理由があると口にされていましたが、もう1つの入社理由を伺ってもよろしいでしょうか?
そもそもの募集要項の文言が「”ゲーマー”募集」だったからです。
もし応募してみて格ゲー好きしか入社が難しかったとしても、「ゲームであれば自分は楽しめるから、それでも食らいついていこう」と思っていたので、覚悟を持って飛び込めました。
ただ、僕が入社してここに存在するのでこれは言い切れますが、うちの会社は必ずしも採用時にゲームのジャンルを絞っているわけではありません。
チェスやオセロだったり、もっとマイナーなゲームでも「そのゲームが大好きで仕方がない」という人であればウェルカムな会社がGEEKSです。
こうした広い意味での”ゲーマー”が生きていける場所を共に創っていけることにも、今からやりがいを感じています。
“どんなゲーマーでも温かく迎え入れてもらえる環境”が、ここにはある。
ーー実際に入社されてみてからは、いかがでしょうか?
正直、ディープな格ゲーの話になるとついていけない時もあります(笑)
でも、分からないなりに聞いていると段々分かってきて「なるほど!」と思えたり、本当に全く分からない時は気軽に他メンバーに聞けるので全く問題ないですね。
むしろ、「無理して興味を持たなくても邪険にされない」のがGEEKSのいいところでもあるなと感じることも多いです。
GEEKSに入社する時は、所属している人の多くが格ゲーマーな上に大会実績のあるメンバーも一定数いたので、「実績のない無名の自分が入っても大丈夫だろうか?」と後ろめたさも感じていましたが、入ってみたらそれは杞憂だったことに気づきました(笑)
ゲームのジャンル違いもネックになるかなと思いましたが、そこで人を判断するメンバーはいませんでしたので、余計に安心しました。
総合して、今まで「自分は周囲にゲームの話を一切しない・したらしたで周りが引く環境」だったからこそ、この場所に今いられることに嬉しさを強く感じています。
ーー結果として、大きくカルチャーマッチした入社になったのですね。ITのお仕事の方については、いかがでしょうか?
未経験の人間だからこそなのですが、「研修期間が長いこと」が自分にとってはありがたいですね。
具体的には「まず2ヶ月でJava Silverを取って、そこから先は〜〜〜」という形で、資格を取る前提でしっかり勉強させてもらえる時間が最初にある点に安心感を覚えています。
同じ業界の友人の話を聞いていると「入社からわずか2週間で現場に出る」というケースもあるようなので、どっちが良い悪いという訳ではないとは思いますが、自分はGEEKSの研修方針が合っているなと感じています。
ーー逆に林さんから見て、研修面で何か改善できそうなところは感じましたか?
研修については何も言うことは無いのですが、本当にしいて言えば「細かい作業のマニュアルもあったらよりベターだな」と思うくらいですね。
例えば「トイレ掃除」や「コーヒーの淹れ方」などはまだ聞かないといけないので、そういった部分のマニュアルです。
とはいえ、「聞くからこそのコミュニケーション」も生まれるので、全部が全部マニュアルにならなくても逆に良いのかもしれません(笑)
「あると効率的な場面もあるのかな?」と思うくらいなので、あまり大きな問題ではないですね。
「多様なゲーマーの居場所」を創る”ファーストペンギン”で在り続けたい。
ーー今後、会社をこういう組織にしていけたらというビジョンはありますか?
僕としては、今よりも「どんなジャンルのゲーマーでも受け入れられる組織」にしていきたいなと思っています。
たまたま自分が今までの人と違う”ジャンル違いのゲーマー”なので、そういう意味合いで「ファーストペンギン(=最初に未知の場所へ飛び込む人)」になれたことは大きいなと思っていて。
だからこそ、自分みたいに「何かしらのゲームに熱や愛がある人」にもチャンスがあることを社会に伝えていきたいですね。
世間的にものすごくマイナーなゲームプレイヤーは、もしかしたらe-sportsやカードゲームのプレイヤーよりも大会賞金なども少なく、生活が不安だと思うんです。
そういう人に「エンジニアとして手に職を付けつつ、ゲームを楽しむ生き方・働き方をここなら実現できるよ」という企業ブランドをこれから伝えていきたいですね。
(しばし沈黙)
・・・あ、あともう1つやりたいことがありました!
ーーおお(笑)!どんな内容でしょうか?
一言で言えば「ゲームの面白さ」をシンプルに伝えたいです。
美味しいラーメン屋を周りに教えたいのと同じように、「自分が面白いと思うゲームを周りにオススメしたい」という気持ちが自分は強いので、ゲーマーでない人にもそのゲームを広めていきたいんですよね。
で、みんながふと気づいたら「生活の中にそのゲームがある」という状態を創っていけたらワクワクしますね。
また、「ゲームを見る側の楽しみ方の器」も広げていきたい気持ちも同時にあります。
対戦ゲームは「勝敗の出るところ」が面白いと思いつつも、勝ったプレイヤーも負けたプレイヤーも両方頑張っているのに「負けた方ばかりを責める」のはあまり見ていて自分は気持ちよくないんですよね。
もっとそこよりも「負けちゃったけど、あの場面のこういうプレイが良かったよね!」とポジティブにゲームプレイを見ていく文化も先ほどのビジョンと合わせて、GEEKSで創っていきたいなと思います。
ーープレイヤー側もオーディエンス側も「ゲームを楽しむ心の器」が広がっていきそうですね。そのお話の上で、これからGEEKSに入社して欲しい人の特徴を教えていただけますか?
「今、すでに入社を迷っている人」ですかね(笑)
堅苦しい会社では一切ないので、GEEKSが気になった時点で気軽に何か聞いていただけたら良いのではないかなと思います。
ただ、他の方もインタビューでお話しているように「GEEKSは自分に覚悟がないとやっていけない環境」なので、そこは事前に注意していただけたらなと。
例えば、SNSを使っているゲーマーの方も多いと思うので「GEEKSに所属していることに自覚を持ち、広報面で炎上しないように気をつけられること」などは、シンプルですが重要なこと資質だなと思っています。
みんながそこを守れないと、そもそもこの環境が無くなってしまうので……。
だから、逆を返せばどんなゲームをしてもいいものの、「この場を共有しよう」と思えることが1番大事かもしれません。
あとは、「他のゲームのジャンルの話をされても平気な人」ですね。
格ゲーを始め、いろんなゲームの話題によくなるので「どんな話題になっても楽しめる人」にはGEEKSを強くオススメできます!
ーーありがとうございます。それでは最後に、これからGEEKSに応募してみたいと思う方へ一言お願いします!
ゲームが好きで諦められないけど、ゲーム1本だけでは生きられない…という人はご応募ください。
GEEKSは「勝ち負けではなく、ゲームを楽しむのが1番」な会社。
自分もまだまだ入社して日が浅いからこれからなので、一緒にゲームを楽しみながら仕事も両立させていく人に来ていただけたらと思います。
ーー林さん、ありがとうございました!
以上、林さんへのインタビューでした。
お忙しい中、インタビューを快く引き受けて頂きありがとうございました!