こんにちは、GEEKS採用広報の山口です!
今回は広報の白木さんにインタビューを行い、GEEKSとの出会いやお仕事のリアルを伺ってみました。
白木 康介さん(プレイヤーネーム:ほたる艦長)
34歳
2019年10月1日 入社(GEEKS創業メンバー)
技術・広報担当
業務は公式Twitterアカウントの運営やHPの管理などの広報と、IT現場での設計など。
スタートアップに飛び込めたのは、「自分だからこその役割」が見えたから
ーーGEEKSの創業メンバーとのことですが、どのような経緯で起ち上げに至ったのでしょうか?
最初は代表の工藤さんが同じく経営する姉妹会社のグローバルセンス(以下、GS)の飲み会イベントに知人の紹介経由で参加したのがきっかけですね。
私自身、30歳手前でITの世界に入って2年間働いていて、ちょうど次のステージを考えていた頃だったので、他の会社も気になりだしていました。
そこで工藤さんと話すことになり、工藤さんから「GSじゃなくてGEEKSの方に携わらないか?」と伝えられまして。
自分は、K2さん、ABEGENさんの次にスタートアップメンバーとして最後に入った人間なのですが、そのお話は魅力的でありながら同時にリスクもあるな……と思い、回答を1ヶ月ほど保留にしました。
ーー魅力に感じた点とリスクに思えた点、それぞれ教えていただけますか?
まず、魅力に思えたのは「自分に求められる役割が明確だったから」ですね。
K2さんとABEGENさんは、「IT未経験とITベテラン」「年齢も29歳と37歳」といったように、良い意味で少しだけ対象的なところがあるんです。
その点、自分はスキルも年齢も、2人のちょうど間くらいで。
なので、「自分だからこそ立ち回れる役割」が見えたのは、この世界に飛び込む大きなきっかけになりました。
ーーその時点で、不安はありませんでしたか?
ええ、なのでGEEKSに入る前に1か月ほど悩みました。
転職という行為はもちろんリスクもあるし、さらに住む場所が八王子から千葉になる点もネックとしてはありました。
そして、何より創業メンバーだからこそ、「自分は本当にこの会社とマッチしているのか?」を真剣に考える必要があって。
ただ、工藤さんが今まで経営者として実績のある方だったこと、昔から一緒に働いてみたいと思っていたABEGENさんがいたこと、K2くんと対話を重ねて彼が真面目で周囲の為に頑張れる人物であると分かったこと。これらから、彼らが信頼できるメンバーだなと思えたことをきっかけに、GEEKSを共に起ち上げる決意をしました。
1つひとつの仕事が「自分たちの創りたい世界」に繋がっているから、必死になれる
ーー創業メンバーとして動き始めてみて、実際いかがでしたか?
広報業務に関しては初めてなので、「シンプルに難しいなぁ」と感じます(笑)
ただ、私はもともとIT側でも中途半端なスキル感だったからこそ、それを埋めるために人とのコミュニケーション力を意識して強めてきたので、慣れてくれば広報は自分に向いているのかな?とも感じています。
また、話は少々変わるのですが、最近Mリーグというプロ麻雀の観戦にハマっておりまして、それが非常に広報の勉強になっているんですよ。
実は、今まで自分はゲームに限らずプロチームのファンになったことは無かったので、その「ファンの感覚」が分からなかったんです。
でも、プロ麻雀のファンである自分を俯瞰して見た時に「ファンだったらこういうコンテンツが見れたら嬉しいよね」と感じるのは、プロゲーマーのファンの気持ちと同じ構造だと思うので、自分の趣味が仕事にすごく活きているなと最近強く感じます。
ーー起ち上げ期は特に大変かと思うのですが、何かターニングポイントになった経験はありましたか?
慣れない現場でなんとか成果を残そうと、もがきにもがいた経験ですね。
私は広報業務もしながらITの現場にも入っているのですが、新しい常駐先で2〜3週間経った頃が一番きつかったです。
自分が今までやってきた分野と違った業務だったので、そこへの適応が大変で……。
見慣れない資料をたくさん読み込んで、新しい現場でより早く活躍できる方法を探していました。
特に着任当初は教えていただくことばかりなので、いきなり成果を出すのは難しい。
けれど、「それでもどうにか何か爪痕を残せないか?」ととにかく考えていた時期でした。
ーーそんな過酷な中ででも、成果に必死にこだわり続けられたのはなぜでしょうか?
私たち創業メンバーのファーストミッションが「現場で活躍し、そこからお金を作り、新たなメンバーを増やしていくこと」だったからこそです。
言い換えれば、自分の中で目的意識がしっかりあったから。
「この仕事で成果を出せれば、今うまく仕事とゲームを両立できずに悩んでいる新たなゲーマーを雇えて、自分たちのつくりたい世界に繋がる」というイメージを常に持てていたのは大きかったです。
私自身も「AC北斗の拳」というゲームが大好きで、そのゲームをしていく中でいろんな人と闘い、出会い、繋がった経験があるんです。
その経験が、今の私をつくっていると言っても過言ではありません。
そして、その中で「これだけの才能があるのに、どうしてスポットライトが当たっていないんだろう?」「仕事とゲームを両立したくてもできていない人がもったいない」と自分の中で思うことも多くあって。
ゲームに救われた経験が自分もあるし、救いたいと思える人たちの顔がイメージできるからこそ、私は必死になれるんだと思います。
「ゲーマーのための組織でいかに在り続けられるか?」が組織運営のテーマ
ーー今後、GEEKSをどのような組織にしていきたいかのイメージはありますか?
どんな組織にしたいか?というよりも、「ゲーマーのための会社であり続けられるかどうか?」を意識していますね。
プロゲーマーになったとしても、ITエンジニアとしてのキャリアも得られるうちの世界観をどれだけ守り続けられるか。
それが自分のミッションの中に含まれている感覚があります。
あとは、みんなが働いている中での「安心感」を与えていきたいですね。
みんな覚悟を持って飛び込んできているからこそ、自分からその安心感を与えていきたい。
だからこそ、現場で自分がバリバリ仕事をするのも大切にしつつ、他メンバーとのコミュニケーションもなるべくたくさん取っていこうと思っています。
ーー逆に個人として会社の中でこういうのを目指しているというものはありますか?
小さい話かもしれませんが、「工藤さんの代わりに社内判断ができること」が目先で目指していることです。
起ち上げ期だからこそというのはあるにせよ、工藤さんが抱えている業務はまだまだあるので、そこを自分から出来る限り引き取りにいけたらと思っています。
また、もっと組織が大きくなったらさらにそれに応じた問題点がたくさん出てくると思うのですが、それを潰していくのが実は今から楽しみで(笑)
たとえばABEGENさんとK2さんとの間で意見の相違が起きたとしたら、冒頭でお話したように「自分だからこそ間をとり持つことができる」ので、その状況は自分にとって非常にモチベーションになります。
もちろん、問題が起きないことが1番ではあるのですが(笑)
GEEKSは、シンプルに「ゲームが大好きな人」に来てもらいたい会社
ーー今後、GEEKSに来て欲しい人の特徴を教えていただけますか?
GEEKSにマッチする人は、ゲームが好きで好きでたまらない「コアなゲーマー」であることです。
うちは福利厚生の使い道が、全てゲーマーのためのものになっています。
だからこそ、ゲーマー以外の方だと辛くなってしまうかもしれない。
そして、さらに大切なのは「ゲームが強い人だけじゃなくてもいい」ということです。
2019年12月時点では、正直ゲームが強い人ばかり集まってしまっているけど、本当はそうでなくていいんです。
GEEKSは「純粋にゲームが好きで活動している人」が、ゲームも楽しみながらキャリアも得ることのできる会社になってほしいので。
ーーありがとうございます。それでは最後に、これからGEEKSに応募してみたいと思う方へ一言お願いします!
「コアなゲーマー」であるかどうかを自分で判断するのは、なかなか自分だけでは答えを出しづらいことだと思います。
なので、もしはっきりまだ答えが出なくても、気軽に会社説明や面談などを通して、一緒に考えられたら私たちとしては嬉しいなと。
その上で、改めて自分で考えて、意思決定をしてもらえればと思います。
ーー白木さん、ありがとうございました!
以上、白木さんへのインタビューでした。
お忙しい中、インタビューを快く引き受けて頂きありがとうございました!