こんにちは、GEEKS採用広報の山口です!
今回は技術担当予定の飛永さんにインタビューをしてお話を伺ってみました。
飛永 悠さん(プレイヤーネーム:ぷげら)
技術担当(エンジニア)・28歳
2019年12月1日入社。
現在はITエンジニアになるため、社内研修中。
一番思い入れのあるゲームタイトルは『FRONT MISSION SERIES GUN HAZARD』。
GEEKSとの運命的な出会いは、「ガチゲーマーとして生きていけなくなりかけていたとき」
ーーまず、GEEKSに出会うまでの経緯を教えていただけますでしょうか?
自分は福岡出身なんですけど、実はGEEKSに出会うまで…特に2019年は不安定な生活の中ゲーマー活動をしていまして。
このままではやっていけないと、それまでのようなガチゲーマーはやめるつもりで地元へ帰るべきかと悩んでいたんです。
しかし大学卒業後にせっかく親を説得して東京に出てきたので、「どうせなら限界までやってみよう」と、スポンサーをつけられるように暗中模索で頑張っていて。
そんな中、MSY株式会社様主催の「GGGCup」という大会をなんとか勝ち抜いて、世界で1番大きなe-sportsの大会『Evolution』に行く切符を手に入れることができました。
それが一つのきっかけとなり同社の「Team GRAPHT」というチームに所属することができ、「ゲームをしていく基盤」を作らせていただくことができました。
ーーそれからは?
当然ですが「生活の基盤」を改めて作らなければと。
なので求職活動を始めたのですが、最初の1か月半は上手くいかなくて……。
ちょうどその頃に蓄えも無くなりかけていて、まずいなーと。
「とにかくアルバイトも視野に入れて、職を探すかな……」と悩んでいるときに、Twitterを通じてGEEKSの発足と求人を知ったのがちょうど11月の頭。
そこから会社に連絡をして、すぐに面談をしていただきました。
ーー本当に運命的なタイミングで出会ったのですね。 とはいえ、未経験でIT業界に飛び込むことに怖さはありませんでしたか?
もちろんありましたよ!「この歳で、これからIT未経験って本当に大丈夫か?」と思っていました。
「未経験OK」と書いてあっても「本当に?」と変に勘ぐってしまうくらい(笑)
ただ、GEEKSのコンセプトを見た時に「これは!」と思い、とりあえず会ってもらうために速攻でTwitterからDMを送っていました。
僕はよく「慎重そう」とか言われるのですが、実はいざというときは”考えるより行動が出るタイプ”で今回も深く悩まずにとにかく送ってしまいましたね笑
その後、まずは「どんな会社か」「どんな社長か」を知りたかったので、工藤さんに面談をお願いさせていただきました。
「過去や経歴」ではなく、「自分の人間性」だけを見てくれた面談が衝撃的だった
ーー工藤さんと実際にお話してみたときの印象はいかがでしたか?
最初の面談が自分にとって衝撃的で「マジか!」と面食らいましたね(笑)
採用選考の連絡で「普段の素を見たいから〜〜〜」という建前はよくあると思うのですが、会ってみたら本当にお互い”素”で話していて。
たまたま直前に知り合う機会のあった他のメンバーも同席の面談だったのですが、食事しながらの場で和気あいあいと自然に話をしていました。
僕が知っている”いわゆる普通の入社面接や面談”と全く違っていたので、最初はとにかく驚いた印象しかなかったですね。
でも、僕、その内容がすごく嬉しかったんですよ。
ーー「嬉しい」というと?
これまでゲームをするためにという行動ばかりとってきたので「社会人として見せられるもの」が殆ど無かったから、とても不安だったんです。
だから「なるべくピシッとして行こう!」と思って臨んだら、最初から工藤さんは人間性だけしか見ていなくて。
まだあまり自信のない人生経験でも、その中からいろいろ質問していただき「あ、本当にしっかり見てくれているんだな」と感じました。
「正直、ITのことはほとんど知らないけれど、生活とゲームを両立したいんです」ということを伝えたら、工藤さんたちも「おお、いいね」と聞いてくれて。
しかも「返事は急がなくていいから、またじっくり考えてからでいいよ」と言ってくださったので、自分の中でしっかり考えた上で「入社します」とお返事ができました。
もちろんITのことは分からなくても、「未経験でも、こういう道筋でいけばきちんと手に職をつけながらゲームもできる」ということをきちんと説明していただけたので、「もちろん自分次第だけど、これなら本当に両立して続けていけるのでは」と思い、入社を決意できました。
入社翌週のゲームの大会に本当に行けるだなんて……
ーー実際に入社されてみてからは、いかがでしょうか?
現状、「こんなにしてもらっていんですか?」というくらいありがたい環境だと思っています。
実は、入社して翌週の木曜日から早速有休を使ってゲームの大会にも行ってきたんです。
入社以前から参加したいと思っていた大会なのですが融通を利かせていただき、早速”仕事とゲームの両立”を感じさせていただけました。
大会が長期だったので、朝礼で「木曜から来週の火曜まで長期間お休みいただきます」と伝えても、みんなゲーマーだから誰も嫌な顔とかしないんですよ。
むしろ「頑張れ」と応援してくれる。
姉妹企業のグローバルセンス株式会社のメンバーたちとも仲が良く、彼らの中にもゲーマーが多いので、僕らゲーマーの存在をお互いに認め合えているのは嬉しいですね。
こうして同じ人種が集まっているからこそ、他には無い安心感があります。
ーー逆にITのお仕事の方は順調ですか?
自分で覚悟を持って選んだ道ということもあり、全く知らないITの教材を渡されてもモチベーション高く研修に取り組めています。
GEEKSの研修では自己学習をすることも多いので、比較的早く終わるよう学習スケジュールを立てていたのですが、むしろそれよりも早く進んでいて順調です。
実は昔、少しだけプログラミングの勉強をしようと思っていたことがあったのですが、目的もなかったせいかその時は意味が全然分からず結局勉強をやめちゃったんです。
でも、今は頭にどんどん知識がインストールされていく感覚があり、「自分で自分のためにやる」という意識があるとこんなにも違うんだ!と驚きましたね。
ーー正直、研修中につまずいて学習が止まってしまうことなどはありませんか?
もし困ってもオフィスで先に働いている人たちが教えてくれるので、変につまずくことはありませんね。
「こういう順番でやるといいよ」という進め方のモデルもありますが、学び方は本当に自由なので、それも自分に合わなければ自分で考えて変えていっています。
また、すでに自分より先に研修を終えているメンバーも多く、彼らにも質問ができるので「ドン詰まりで全然進まない……」ということは一切ありませんでした。
とはいえ、研修プログラムも今よりもっと良くできるはずなので、僕らのような未経験から始めたエンジニアの先輩が「この勉強法は成功だった・失敗だった」というものをファイリングしていけたらとも思いますね。
そうすれば、今よりもさらに早くエンジニアを育てられるはずなので。
「ここなら自分に合うかも」と思ったら、まず動いてみることが大事
ーー今後、会社の中でこういう風になりたい!というビジョンはありますか?
会社が始まったばかりなので、シンプルにうまくいくかどうかという気持ちは正直まだあります。
ただ、だからこそ「立ち上げ段階だから、ぶっちゃけまだ分からない」と思っているような自分と似たゲーマーに対し、逆に「GEEKSは大丈夫だよ」と”安心”を伝えられるようになっていきたいですね。
そうした立ち回りをしつつ、「ゲーマーとエンジニアの両立」を新たな1つのライフスタイルとして見せていけたらいいなと思っています。
ーーこれからGEEKSに来て欲しい人の特徴を教えていただけますか?
来て欲しい人は「キッパリ”ここが良い”って決められる人」ですね。
GEEKSに所属するにあたって、必ずしもプロゲーマーを目指す必要は無いし、もちろんプロみたいに強くなくても大丈夫。
ただ、「何のためにGEEKSに入るのかが明確な人」でないと、入社やその後の仕事に覚悟が生まれないと思うんです。
特にIT未経験の人がゼロから仕事を始めるからこそ、精神的にしんどいと思う場面も出てくるはず。
そういう時に「覚悟」が必要になるので、ゲームがただ好きなだけでなく、そういった気概も込みで入社してもらえたら嬉しいですね。
ーーありがとうございます。それでは最後に、これからGEEKSに応募してみたいと思う方へ一言お願いします!
“考えるより行動派”の自分からは「応募しようか悩むなら、とりあえず動いてみよう」という言葉を送ります。
ここで言う「動く」っていうのはそんなに重たいことではなく、「会社に一言かけてみるだけ」という感じです。
面談してみて「会社と合う・合わないを判断する」のもそうだし、そこから「入社する・しない」も自由なのが、GEEKS。
だからこそ、まず気になったらとりあえず動いてみたら良いんじゃないかな?と行動派の自分としては思います!
ーー飛永さん、ありがとうございました!
以上、飛永さんへのインタビューでした。
お忙しい中、インタビューを快く引き受けて頂きありがとうございました!