【ABEGEN】ゲーマーが後ろ指を刺されない社会へ。己の技術をゲーマーのために使おうと考えた男の挑戦。

こんにちは、GEEKS採用広報の山口です!

今回は技術担当の安部さんにインタビューをしてお話を伺ってみました。

安部 元気さん(プレイヤーネーム:ABEGEN ※読み/アベゲン)
37歳
2019年10月1日 入社(GEEKS創業メンバー)
技術担当
業務は、IT開発者として、サーバー構築やソフトウェア開発などの業務を担当。

 

「ゲーマーと社会人を両立できる社会」を創るのが、GEEKSと自分のミッション。

ーーGEEKSの創業メンバーとして、安部さんはどのような経緯でジョインすることになったのでしょうか?

最初はGEEKSの姉妹企業であるグローバルセンス株式会社(以下、GS)のPGW(プロ・ゲーマーズ・ワールド)プロジェクト発足を知り、そこで一度GSの社内飲み会に参加したことが始まりでした。

実は僕、もともとエンジニアの仕事をしつつ、7年くらいプロゲーマーやっていたこともあり、代表の工藤さんから「うちで今度ゲーム実況の配信やるから、よかったらおいでよ」と伝えられて遊びに行きまして。

 

ただ、実はそのときはまだGEEKSを設立するお話は無かったので、そこで一旦はやり取りが終わっていたんですね。

その後、前職の会社を辞める直前に精神的に少し療養が必要な期間がたまたま出てきて、1年間ほどゆっくりしていたことがあって。

そうしたら偶然、その間にGEEKSの話が出てきていて、再度工藤さんとお会いしたときにお声がけいただいた……というのが、僕がGEEKSに携わる最初のきっかけでした。

 

ーー「新会社の設立」というハードな時期に入社へと飛び込めたのはなぜでしょうか?

これには、2つ理由があります。

1つは「ゲーマーとしてどう在るか?」を考えた際に「 ゲームは趣味にしよう」という答えが見えたから。

あと10年間、「ゲームをどこまで本気でやるか?」と言われたら難しいなと思ったんです。できたとしても3年かなと。

ただ、趣味としてはずっとゲームはやり続けたい。

GEEKSはプロゲーマーでなくても、「本当にゲームが好きで好きでたまらない」という人が社会人としてキャリアを得ながらも働ける組織づくりをコンセプトとしているので、その点で僕の気持ちとも合致しました。

 

2つ目は「すでに技術を持っていて、それをゲーマーを救うことに活用できる」と思ったから。

前の会社はベンチャーから上場したような企業だったこともあり、技術力はそこでかなりのレベル感で培いました。

技術自体は他の人と違ってすでに持っているからこそ、「その技術を何のために使うか?誰を救うために使うのか?」と考えていたときにGEEKSのビジョンが自分にこれもまたぴったり合ったんです。

僕や他メンバーの力を合わせて「ゲーマーと社会人を両立できる姿」を、今のゲーマーや、今後ゲーマーになる・なりたいと思っている人にとっての”憧れの姿”にできたらいいなと思っていて。

同時に、「仕事をしてるのに・いい大人なのに、ゲームをしている」という世間のネガティブな目を「仕事もしてるし、ゲームもしっかりやってる!」という認知に変わっていく社会にしていけたらとも思っています。

そのために、僕もそうだし他の社内メンバーも頑張っていかないといけないなと思いながら、今はこうした目的意識を持って働いています。

 

代表の「懐の深さ」と「有言実行力」があるから、一緒に始めたくなった

ーーちなみに、代表の工藤さんと初めて出会ったときの印象はいかがでしたか?

野心的な経営者で、自分のやりたいことに邁進していく経営者だなと思いました。 

そもそも「自分はこれをやりたいんだ!」と言える人も少ない中で、自分がそのビジョン実現の中で何をすべきかを最初から示してくださっていたのが印象として大きかったですね。

ビジョンを口にするだけなら誰でもできますが、それをきちんと”有言実行”に落とし込んでいることが、シンプルに工藤さんの凄さと魅力だと感じました。

 

ーー入社してからもやはりその魅力は変わらずですか?

そうですね。……あ、でもちょっと違う点は見えてきました。

というのも、一緒に動き始めて分かったのですが、工藤さんってメンバーみんなの意見をしっかり聞いてくれるんですよ。

フェーズ的にはスタートアップの段階だから、もっと社長のワンマンで意思判断しても良いはずなんだけど、僕らメンバーの意見に耳を傾けてくれるのは良い意味で大きなギャップでしたね。

とはいえ、まだまだ工藤さん判断のものも多いので、僕らで巻き取っていかなければとも思っているのですが、やはりメンバーファーストな方なのだなと思いましたね。

特に僕は立ち上げメンバーの中でも工藤さんと年齢が離れていない方なので、「あれ、なんか違うな」と思ったことは、より率直に言える感覚はあります。 

 

「全員ゲーマー」だからこそのマネジメントができるのがGEEKSの魅力

ーーGEEKSをこれからどのような組織にしていきたいかのイメージはありますか?

質問の腰を折ってしまう回答で恐縮なのですが、これからフタを開けないと分からないなと思っています(笑)

というのも、僕は「組織は料理のレシピ」だと思っているんです。

そして、その料理の材料は僕ら含め、これから集まってくるメンバー次第でどうなるかが決まるんじゃないかなぁと。 

 

ーーではABEGENさん個人としては、どのような動き方を組織の中でしていきたいなど、何かイメージはありますか?

現時点で1つ言えるとすれば「ITやマネジメント経験者だからこそ、メンバーの悩みに自分が寄り添っていきたい」と思っています。 

例えば、月並みですがデール・カーネギーの『人を動かす』などの本を、他メンバーに読んでもらうことで、ビジネス面の知識やマインドを今もサポートしています。

あとはこれから先、現状が少し厳しいときはそれこそ「ゲーム」に例えて話をできればいいなとも思っています。

ゲーマーはビジネスに慣れていなくても「どうやったら、次勝てるか?」を無意識に考えて実行する習性があるので、PDCAの概念を教えなくても実は概念的には同じことをやっているんですよね(笑)

なので、何かに行き詰まっているメンバーが出てきたら「これ、ゲームの対戦に例えたらどんな状況だと思う?」といったように、GEEKSだからこそのアドバイスをしていけたらお互いに楽しんで仕事ができそうですよね

 

メンバーに必要なマインドは「どっちか、ではなく、両方」

ーー今後、GEEKSに来ていただきたい人の特徴を教えていただけますか?

ゲームも仕事も一生懸命やる人ですね。大事なのは「どっちかじゃなくて両方」というところです。

 「仕事が忙しいからゲームの練習ができない」というマインドだと、GEEKSの組織は成り立たないんですよね。

ゲーマーのための会社だからこそ、「このゲーム大会に出場したい!」といった要望は基本通りますし、周りが応援してくれる環境になっている。

その分、そのゲーム大会までに自分の仕事はきっちり終わらせるマインドが必要です。

例えば2週間後にその大会があるなら、逆算して早めの段階で少しいつもよりも仕事を頑張っておく必要があるイメージです。

だからこそ、逆にGEEKSに合わないであろう人は、「言い訳から入る人」

仕事にしろ、ゲームにしろ、誰しも戦うべき場面は訪れるので、そのときに「仕事のせいで・ゲームのせいで、こうなっちゃいました」というのは無しにしたいなと。

なので、自分のやりたいことに対して素直に頑張れて、仕事もゲームも2つとも楽しみながら、余裕のある人生に価値を見出せる人に来ていただけたら嬉しいですね。

ーーありがとうございます。それでは最後に、これからGEEKSに応募してみたいと思う方へ一言お願いします!

スタートアップ段階の現在は、「何を決めても良い代わりに何も決まっていない」から、そこはみんなで考えてやっていかないといけない大変さと面白さがあります。 

そうしたある種の”醍醐味”を理解していただいた上で、ゲーマー人生とビジネスキャリアを両立したい方がいらしたら、ぜひご応募お待ちしております!

 

ーー安部さん、ありがとうございました!

以上、安部さんへのインタビューでした。

お忙しい中、インタビューを快く引き受けて頂きありがとうございました!

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